10月27日(火)、二日目のこの日は、たんぽぽ組、ちゅうりっぷ3組、ひまわり2組と3組の約100人でお芋掘りです。この日も天気に恵まれて、最高のお芋掘り日和です。さあ、頑張ってお芋を掘りほりしてください。
園児たちには、事前に「サツマイモの色・形はどうなっているのかな」、「お芋の根はどんな風に伸びているのかな」、「お芋はどのような形で実っているのかな」、「一つの株にいくつの芋が付いているのかな」などについてしっかりと見てみようねって、さつま芋のお話しをしていたため、みんな良く観察しながら、「おいもがたくさんついてるよ」、「おっきいの」、「ちいさいの」、「ながいの」、「このいものねっこどこまでのびているの」って話しながらも色々な形のお芋を掘りました。
植物の力ってすごいですね。お日様の光を葉にいっぱいに浴びて。恵みの雨を根っ子からちゃんと吸い上げて。土の中の養分(栄養)を根っ子からたくさん吸収(食べて)大きく成長するんです。
みんなもお芋さんに負けないように体を大きく動かして(運動して)。たくさん食べて。よく眠って。そしてお芋と違うのは、良く学ぶ(勉強する)こと。だから体だけじゃなく、心も・頭も一緒にバランス良く成長させようね。
そのためには、食育も大事なことなんです。保護者の皆様、好き嫌いは早い段階で直していかないと大きくなってからも残りますし、成長にも少なからず影響を及ぼします。過去に1~2回口にしたときに「美味しくなかった」、「苦かった」、「辛かった」といった嫌な記憶が残ったまま引きずっていたり、思い込みで「これは美味しくない物」と決めつけていたり、親の影響を受けていたりと、理由は様々あると思います。
まずは口に入れさせることから始めましょう。そのままでは無理なので、少しずつ工夫を凝らしながら調理して、ごまかす訳ではありませんが、細かく刻んだり、ピューレ状にして混ぜ込んだり、味付けなどで口に運びやすくしてあげましょう。そして実際に食べる事ができたところでタネ明かしといきましょう。そうすることで「これってこんなに美味しかったんだ。」と理解させることができると思います。
食育や調理方法についての本も多数出ていますし、ネット上にも色々なレシピが投稿されておりますので、一度ご覧になられてはいかがでしょうか。園と連携を図りながらもっと食育についても考えて参りたいと思います。