秋がそこまできているのに、不順な天候がつづいていますが、子供たちは、元気に運動会の練習をしています。皆と一緒に目的に向かって頑張る子供たちにとって楽しいことばかりではないと思います。協力して目的を達成するときには、個人のわがままなどは許されないことがあります。それを体験して、だんだん理解していくことが、大切なことです。そこに行事の持っいる目的があり、皆で協力しなければ身につけることができない大切な集団生活の目標があるのです。
今年も、敬老の日にちなみ老人施設を慰問することになりました。いうまでもなくこの日は、多年にわたり、社会に尽くされてきた老人を敬愛し、長寿を祝う日です。
子供たちは、老人に対してどのような意識をもっているのでしょうか。
核家族社会では、一緒に住んでいる家庭がとてもすくないためか、おじいちゃん・おばあちゃんは、やさしい人というイメージが強いようです。
恒例により、今年も9月14日に老人ホームに慰問にいきました。ひまわり組の今年のプレゼントは、来年のカレンダーとコスモスの花のメダルです。クラスの皆で心をこめて作りました。
クラスの代表の子供が、代表の人に手渡したあと、子供たちは、歌のプレゼントをしました。皆の知っている「手のひらに太陽を」も一緒に歌いました。一人一人、お年寄りと握手をしたときは、涙を流している方が数人いました。お互いにほのぼのとした温かい思いを感じとったことと思います。子供たちの心の中に良き思い出として残されることと思います。
園長 籾山恭子
